口唇(こうしん)・口蓋裂(こうがいれつ)の矯正歯科治療は いつから始めるのがよいですか?

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治療中の生活
Q. 口唇(こうしん)・口蓋裂(こうがいれつ)の矯正歯科治療は
いつから始めるのがよいですか?
A. 治療開始時期などはケース・バイ・ケースです。

 口唇・口蓋裂(唇顎口蓋裂/しんがくこうがいれつ)がある場合、上あごの発育がよくなかったり、裂があった影響で歯の生え方に異常があることが多くあります。そこで、咬み合わせをよくしたり顔のバランスを整えたりするために、矯正歯科治療が必要になってきます。矯正歯科治療を始める時期は、患者さんの状態や発育の程度、医師の考え方などによって異なりますが、一般的には以下のように分けられます。

 口唇・口蓋裂の矯正治療は健康保険が適用されますし、育成医療によって自己負担金が一定額以上、免除される制度もあります。治療を開始する前に専門開業医とよく相談してみましょう。

乳歯列期

 赤ちゃんのときに、割れているくちびるや上あごをふさぐ手術をします。そして生後2〜3カ月でくちびるの手術を、言葉を話し始める1歳〜1歳半くらいの間にあごの手術をすることが多いのですが、最近は技術も進歩し、くちびるとあごを同時に手術できる施設も増えてきました。

 必要な場合は、永久歯が生える前に、欠けている部分に骨を移植して歯の生えかわりを助けたり、歯を動かすための土台づくりを行います。

混合歯列期

 前歯が永久歯に生えかわったら、咬み合わせや歯並びを整える矯正歯科治療に入ります。また、将来行う歯やあごの裂部を骨移植するための準備も、この時期に始めます。

永久歯列期

 永久歯が生えそろってくると、最終的な咬み合わせを目標に、マルチブラケットを用いた本格治療が行われます。程度の軽い患者さんの場合は、永久歯が生えそろってからの矯正歯科治療で済むこともあります。

 
 
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