大人の治療は、子どもの矯正歯科治療とどう違うのでしょう?|治療の開始時期・治療方法(成人):何でも相談室:矯正歯科治療のお話|質の高い矯正治療と安心の提供に努める矯正歯科専門の開業医団体「日本臨床矯正歯科医会」

大人の治療は、子どもの矯正歯科治療とどう違うのでしょう?

よくある質問と相談室

2.治療の開始時期・治療方法

Q. 大人の治療は、子どもの矯正歯科治療とどう違うのでしょう?
A. 治療方法が大きく違い、それぞれにメリットとデメリットがあります。



 あごの成長がまだ発育段階にある子どもの場合、矯正歯科治療はその成長発育を促したり、抑制したりしながら正しい方向にリードして、歯とあごを自然で理想的な位置に整えながら進めていきます。子どもの治療期間が「早期治療」「本格治療」に分かれ、治療期間も大人より長くかかるのもそのためです。

 一方、すでに成長発育が止まっている大人の場合は、あごの大きさが完成しているため、それをベ−スに治療を行います。そのため、あごの大きさに対して歯が並びきらずデコボコしている場合や、歯列が出ている場合などには、歯を抜いて(多くは、犬歯の後ろの第一小臼歯)、抜いたスペースを利用して歯列をきれいに並び替えたり、前歯を後方に下げたりします。

 いずれにしても、大切なのは治療を受けるご本人の強い意志です。矯正歯科治療は、通院日を守る、歯みがきをきちんと行うなど、患者さんと主治医が二人三脚で進むことで、はじめてよりよいゴールにたどり着けるのだということを、ぜひ覚えておいていただきたいと思います。

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