Vol.05 キレイな咬み合わせで、めざせ!健康長寿

自分の咬み合わせの状態を知る 自然のメカニズムを利用

キレイな咬み合わせで、めざせ!健康長寿 矯正歯科治療とは、歯やあご位置を、上下・左右・前後と3次元的に見て、問題のある咬み合わせを直していく治療のこと。歯の根もとにある歯槽骨の新陳代謝のメカニズムを利用して、弱い力を継続的にかけることによって、理想的に咬み合う位置に歯を動かしていくのです。

 そもそも咬み合わせが悪くなる原因には、遺伝的なものと後天的なものとがあります。このうち根本的に咬み合わせに影響をおよぼしがちなのは、やはり両親から受け継いだ遺伝的なもの。例えば、親が乱ぐい歯だとその子どもも同じような乱ぐい歯になりやすいのは、歯の生えてくる時期やあごの骨の発育のしかたなどに遺伝的な条件が影響するためだといわれています。

 よくない咬み合わせ(不正咬合)は、こうした遺伝的要素に、子どもの頃の指しゃぶりや乳歯のむし歯、口呼吸、噛み癖、舌の癖など後天的な要素が加わり、成長する中でつくりあげられていきます。

 不正咬合をそのままにしておくと、ここで紹介したように健康面での問題が起こりやすいだけでなく、笑顔に自信がもてなかったり、歯に対するコンプレックスから人間関係でも消極的になったりしがちです。もちろん、咬み合わせに多少問題があっても、人間には適応力があるため、ただちに問題が起こるわけではないでしょう。しかし、そういう人は歯周病になったり、むし歯ができたりといった何らかの変化が加わると、口腔にかかる負担がより大きくなり、トラブルにつながる危険性を秘めているということです。

矯正治療は健康な未来への投資

 公益社団法人 日本臨床矯正歯科医会が2012年に全国のOL300名を対象に行った意識調査によると、矯正歯科治療について「くわしく知っている」「なんとなく知っている」と答えた人の割合は約82%。そして、矯正歯科治療をしたいと思ったことが「ある」と答えた人は、半数近い47%となっています。

矯正治療は健康な未来への投資
日本臨床矯正歯科医会調べ

 少し前まで子どもが受けるもの、という意識が強かった矯正歯科治療ですが、最近では年齢に関係なく治療に関心を持ち、受けたいと考える人が増えてきているようです。その背景には歯に対する意識が高まったことや、歯と健康の関わりを大切に考える人が増えてきたことが挙げられるでしょう。

 安定したキレイな咬み合わせをつくる矯正歯科治療は、言うなれば、食事や日常生活に気を配って、いつまでも健康で若々しくいるための、いわばフィットネスと同じ。一生、自分の歯で食べ、話し、笑うための前向きな投資にほかなりません。

 今、咬み合わせに自信がないと感じている人は、将来問題を起こさないために、早めに専門家の意見を聞いて、自分の咬み合わせの状態を把握することから始めてみてはいかがでしょう。自分の歯に関心を持つこと、それは健康寿命を延ばし、幸せな人生を送るための大切なファーストステップでもあるのです。

矯正治療は健康な未来への投資

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