|質の高い矯正治療と安心の提供に努める矯正歯科専門の開業医団体「日本臨床矯正歯科医会」

第15回ブレーススマイルコンテスト入賞作品発表

2019年11月吉日

第15回ブレーススマイルコンテスト入賞作品発表

公益社団法人 日本臨床矯正歯科医会

矯正歯科専門開業医の全国組織である公益社団法人 日本臨床矯正歯科医会(会長:稲毛滋自)は、 矯正歯科治療中の方を対象とした笑顔フォトコンテス「ブレース スマイル コンテスト」を実施しております。

このコンテストは、矯正歯科治療中の患者さんに、より前向きに矯正歯科治療に取り組んでいただくことを目的として2005年より開催し、今年で15回目になります。
本年度は「笑顔の先にあるもの、無限の可能性!」というテーマのもと、全国から300作品ものご応募いただき、10月24日に厳正なる一次審査を執り行い、入賞12作品を選出いたしました。

この選出されました入賞12作品は、11月21日~11月22日に長崎市で開催されます、第78回日本矯正歯科学会学術大会におきまして展示し、最終審査として学会参加者による投票が行われ、最優秀賞1名、優秀賞1名を選定し、来年 2月20日、第47回日本臨床矯正歯科医会さいたま大会 (ロイヤルパインズホテル浦和)にて表彰する予定です。

一次審査の様子
第15回ブレーススマイルコンテスト入賞作品発表 一次審査の様子

【入賞作品】

「ぼくと妹、この夏1番のスマイル」Y.T.さん

「ぼくと妹、この夏1番のスマイル」Y.T.さん

応募コメント

ぼくは、歯並びがよくなってきて、笑顔もよくなったと思います。装置は少し痛いときもあるけれど、毎日がんばっていると慣れていくのでよかったです。ぼくも妹も、カラーゴムの色選びを毎回楽しんでいます。

「幸せいっぱい Nico Nico!」A.N.さん

「幸せいっぱい Nico Nico!」A.N.さん
応募コメント

矯正治療前は、出っ歯のせいで口を上手く閉じれませんでした。治療をするにあたって、歯を5本抜きました。矯正装置は、とても痛くて、豆腐やスープなどしか食べれず、口内炎もできて辛かったです。ですが、どんどん綺麗になっていく歯並びが、とても嬉しく綺麗になる為だったら痛みにも耐えれました!今では、みんなから「歯並び、綺麗になってきたね!」と言われて幸せです。写真を撮る時は、いつもニコ〜っと歯を出して笑っています!

「今日も爆笑矯正日和」S.I.さん

「今日も爆笑矯正日和」S.I.さん

応募コメント

矯正歯科の先生に調整日ごとに歯を整えるとすこぶる健康で綺麗になるよの一言から毎日幸せ貰ってます!
日々綺麗になる歯列たちに愛おしさを感じながら爆笑の毎日!ありがとう!歯列矯正大好き!

「緑色のトカゲ見つけた!」S.M.さん

「緑色のトカゲ見つけた!」S.M.さん

応募コメント

少し痛いときもあるけど、歯並びがどんどん綺麗になって嬉しい!お母さんは最初ブレースが目立つかなって心配してくれたけど、お友達もブレースがないと私じゃないよねって言ってくれるよ。ブレースはもう私の一部!

「おいしい空気を吸って、はじける笑顔!」E.S.さん

「おいしい空気を吸って、はじける笑顔!」E.S.さん

応募コメント

高校生になる前には直したかった歯並び。矯正治療を始めるのに、なかなか勇気が持てずにいました。中学校生活も残すところあと1年になり、思い切って治療を開始しました。笑うと見える装置に最初は少し抵抗があったけれど、キャラクターを取り入れたカラーモジュールを「おしゃれ」「かわいい」と、いつからか友達が毎月楽しみにしていてくれるようになったのが嬉しくて。笑顔も増え、矯正ライフ、毎日楽しく送っています♪

「全力の笑顔!!!」R.T.さん

「全力の笑顔!!!」R.T.さん

応募コメント

去年よりもバージョンアップした歯並びで、自慢のブラケットがしっかり写る様にスタッフのお姉さんに撮ってもらいました!今年が最後の参加になると思うので、今年こそ賞をとれることを願って…☆

「カラーゴムで元気いっぱい!このフルート大好き!!」R.N.さん

「カラーゴムで元気いっぱい!このフルート大好き!!」R.N.さん

応募コメント

歯のはえるスペースが無く、さらに出っ歯になっていたのですが、矯正を始めてみるみるうちに出っ歯が引っ込み、歯が伸び伸びと並びはじめたので、とても嬉しいです。ゴムもカラフルな色があるので、選ぶのも楽しいです!大好きなカレーもカラーゴムなら着色を気にせず食べれます!部活でフルートしていて音が出るか不安だったけど、直ぐに慣れるので大丈夫でした。矯正が終わるのも楽しみですが、今も笑顔で楽しんでいます!

「夏!」H.E.さん

「夏!」H.E.さん

応募コメント

治療の最初の頃は痛くて大変だっだけど、段々と歯並びが良くなるのが嬉しい。思い切り笑うことができるようになった。

「父子の仲良しスマイル」T.O.さん

「父子の仲良しスマイル」T.O.さん

応募コメント

週末、子供とべったり遊んでいると奥さんから「最近、笑顔がいままでよりも素敵になってきた」と言われ、自分自身笑顔に自信が持てるようになってきた

「青空の下でトランペット♪気持ち良い~」K.Y.さん

「青空の下でトランペット♪気持ち良い~」K.Y.さん

応募コメント

前歯が出っ歯でしたが、矯正を始めるとみるみる歯並びが綺麗になっていき、歯をばっちり見せて笑えるようになりました。只今、吹奏楽部で思いっきりトランペットを吹いています!

「昔はコンプレックス、今は自慢!」N.T.さん

「昔はコンプレックス、今は自慢!」N.T.さん

応募コメント

歯はガタガタ、笑えばガミースマイル。口元にコンプレックスだらけで、笑うのも写真撮るのも億劫。相談だけでも…と矯正歯科に行った日から、早3年。先生方の丁寧な治療のおかげで、こんなに歯並びが綺麗に!今では笑うのがとっても楽しくなりました。私が矯正を始めたことで、実の姉や仲良しのネイリストさんも矯正をスタートしたんです。経過を報告しながら、会うたび変化を楽しんでいます♪

「ヘアショーでの輝く自分」H.K.さん

「ヘアショーでの輝く自分」H.K.さん

応募コメント

矯正治療は長くて最初の方は痛くてご飯食べるのも辛い時が多く、すごく大変でした。安定してきた今は矯正器具のゴム色を変えて、矯正をしながらおしゃれもでき、矯正してる人じゃないとできないので、それがまたみんなと違うので楽しめました。歯並びもだんだんと良くなり段々と自分に自信もついて、笑うのも好きになりました!

第15回ブレーススマイルコンテストの概要

1 テーマ 『笑顔の先にあるもの、無限の可能性!』
2 募集期間 2019年7月1日(月)~9月30日(月)
3 応募条件 ★応募者が矯正歯科治療中の方。応募者のブレース(矯正装置)がはっきりと写っていること
★受賞の対象となるのは応募者のみとなります。(被写体は複数人数可)
★今後、日本臨床矯正歯科医会が行う矯正歯科治療の啓発活動にご協力いただける方。
★応募はお一人につき1点のみとさせていただきます。※複数名でのご応募は不可とします。
4 表彰式 2019年2月19日(水)
ロイヤルパインズホテル浦和(埼玉県さいたま市)
5 応募総数 300作品
6   賞 最優秀賞1作品・優秀賞1作品
7 主 催 公益社団法人 日本臨床矯正歯科医会
日本歯科矯正器材協議会
【本件に関する問い合わせ先】
公益社団法人 日本臨床矯正歯科医会
(広報代行)共同ピーアール株式会社 担当:大須賀、佐藤
電話 03-3571-5238  FAX 03-3571-5360

第47回 日本臨床矯正歯科医会大会・さいたま大会のご案内(第1報)

会員各位

2019年 8月吉日

公益社団法人日本臨床矯正歯科医会
会 長 稲毛滋自
47回日本臨床矯正歯科医会大会・さいたま大会
大会長 坂寄 正美

第47回 日本臨床矯正歯科医会大会・さいたま大会のご案内(第1報)

公益社団法人 日本臨床矯正歯科医会(会長:稲毛滋自)は第47回大会・さいたま大会を、2020年2月19日(水)・20日(木)の両日、さいたま市のロイヤルパインズホテル浦和にて開催致します。今大会のテーマは『「未知との遭遇」-新たな視点から矯正臨床を考える-』です。テーマに基づいた臨床セミナー、スタッフセミナー、アンコール賞発表、ブレーススマイルコンテスト表彰式など、多数のプログラムを準備しております。また、エクスカーションは大会前日の2月18日(火)に予定していますので、ご家族、スタッフの方も合わせて是非さいたま大会にご参加の程よろしくお願いいたします。

◆開催日時:2020年2月19日(水)・20日(木)

◆会場:ロイヤルパインズホテル浦和住所:〒330-0062 埼玉県さいたま市浦和区仲町2-5-1
TEL:048-827-1111
http://www.royalpines.co.jp/【主なプログラム】(予定)

  • 臨床セミナー1(支部企画)  2月20日(木)

昭和大学歯学部歯科矯正学講座教授 槇宏太郎先生
東京歯科大学口腔顎顔面外科学講座講師 神尾崇先生

  • 臨床セミナー2(学術企画)  2月20日(木)

仮題:6歯以上の先天性部分(性)無歯症患者の分類と矯正歯科治療例について

  1. 日本歯科大学生命歯学部歯科矯正学講座教授 新井一仁 先生による6歯以上の先天性部分(性)無歯の患者に関する共同研究の成果に関するご講演

2. 学術委員会が取りまとめた6歯以上の先天性部分(性)無歯症患者の矯正歯科治療例の供覧

  • 海外招待講演   2月19日(水)
  • 会員アンコール賞発表  2月20日(木)
  • スタッフセミナー  2月19日(水)
  • スタッフプログラム1 講師による講演

② スタッフプログラム2 会員診療所勤務スタッフ発表

③ スタッフプログラム3 RTD

○ブレーススマイルコンテスト表彰式  2月19日(水)

○懇親会  2月19日(水) 夜

○総会、会員協議会  2月19日(水) 午前

○症例展示、学術展示(演題募集を開始しました。多数のご応募をお待ちしております)

○日矯認定医更新用症例報告

○商社展示

○企業プレゼンテーション ドクター19日(水)・20日(木)、スタッフ19日(水)

[参加申し込みの方にはお弁当が準備されます]

○エクスカーション 2月18日(火)

 

第47回日本臨床矯正歯科医会大会・さいたま大会実行委員会

大会長:坂寄正美、 事務局長:山口大輔、 実行委員長:中川路健司

会計:中村桂子、 プログラム担当:小平安彦、 北関東支部一同

vol.24 第14回ブレース スマイル コンテスト

今年は横浜で開催されました!「第14回ブレース スマイル コンテスト」表彰式レポート

2005年のスタートから毎年行われ、14回目を迎える「ブレース スマイル コンテスト」(通称「ブレスマ」)。それは矯正装置(ブレース)をつけて治療をしている患者さんの笑顔を募集する写真コンテストです。今回のトレンドウォッチは、2月に開催された「第14回ブレスマ」の表彰式の様子を、受賞者へのインタビューなどを交えながらご紹介します。記事作成 2019年3月10日 取材・文:冨部志保子(編集・ライター)

表彰式

全国から寄せられた305点の
ブレーススマイルを、厳正に審査

治療期間をもっと前向きに。それが「ブレスマ」の原点

歯並びのよさは健康やアンチエイジングにつながるとして、近年、矯正歯科治療は子どもからシニアまで患者さんの層が広がってきています。しかしその一方で、歯並びは治したいものの治療期間が数年かかることや装置への抵抗感などから、一歩が踏み出せない人がいるのも事実です。そんな人たちに、矯正歯科治療は未来への前向きな投資であることを視覚的に伝えられるのが「ブレスマ」です。
また、これから治療をはじめる人だけでなく、治療中の患者さんにとっても、「ブレスマ」への応募は、治療期間のよき記念となるものです。
こうしたことから、本コンテストは2005年に第1回目を開催して以来、回を重ね、今回で第14回目を数えました。

この応募チラシを見て「ブレスマ」を知ったという人も多いはず
この応募チラシを見て
「ブレスマ」を知ったという人も多いはず

一次、二次選考を経て受賞作を選出

その「第14回ブレスマ」の応募テーマは、「元気いっぱい!矯正歯科治療、楽しんでます!」。事務局には、応募テーマを反映した全国の5歳から70歳までの弾けるようなブレーススマイルがたくさん届きました。その数、なんと305点!
集まった作品は例年、一次審査と二次審査を経て、受賞作品が決定します。
第14回の場合、一次審査が開催されたのは、昨年10月4日。審査員を務めたのは、主催する公益社団法人日本臨床矯正歯科医会(以下、矯正歯科医会)と日本歯科矯正器材協議会、そして関係団体の方々です。審査会場の机を埋め尽くすたくさんのブレーススマイルとコメントを1点1点、丁寧にチェックした後、12点に絞られました。
そして、その後、10月31日・11月1日に行われた日本矯正歯科学会の会場で、投票形式の二次審査を実施。ついに今回の受賞作品が決まったのです。

昨年開催された一次審査。時間を忘れて熱心に見入る審査員の方々
昨年開催された一次審査。時間を忘れて熱心に見入る審査員の方々

改めて、ご紹介いたしましょう。
「第14回ブレスマ」で最優秀賞に輝いたのは、愛知県在住の中島和葉(なかしま・やすは)さん(15歳)の「元気スマイル」。
同じく優秀賞に選ばれたのは、同じく愛知県在住の伊藤心結(いとう・みゆ)さん(13歳)の「思いっきりわらう!」、大会賞を獲得したのは、神奈川県在住の大塚志歩(おおつか・しほ)さん(11歳)の「夏休み 笑顔はじける湘南の海」です。
奇しくも、今回の受賞者は全員10代。整った歯並びになるプロセスを謳歌する、元気いっぱいの笑顔が、見事に栄冠を勝ち取りました。

最優秀賞最優秀賞 「元気スマイル」中島和葉さん(15歳/愛知県在住)

最優秀賞 「元気スマイル」

優秀賞優秀賞 「思いっきりわらう!」伊藤心結さん(13歳/愛知県在住)

優秀賞 「思いっきりわらう!」

大会賞大会賞 「夏休み 笑顔はじける湘南の海」大塚志歩さん(11歳/神奈川県在住)

大会賞 「夏休み 笑顔はじける湘南の海」

受賞者全員が出席し、
なごやかに行われた表彰式

本番までの舞台裏は…?

表彰式が開催されたのは、寒さの中にも天候に恵まれた2月20日(水)。
場所は、横浜中華街にある「ローズホテル横浜」です。
表彰式の開始は15時からですが、事前の打ち合わせなどのため、控室には12時すぎから受賞者の方々がお越しになりました。
今回は全員10代ということもあり、皆さんご家族の方がご一緒です。
それぞれのご家族のテーブルに主治医の先生も加わり、まずは全体説明を受けた後、昼食。緊張した中にも、和気あいあいとした雰囲気が漂います。
ここで受賞者にお話をうかがい、壇上でどんなことを話してもらうかを決めていきます。
そして、14時を回る頃、表彰式会場へと移動することに――。

矯正歯科治療×素敵な思い出づくり=「ブレスマ」

開催時間が近づくにつれ、会場の席が埋まっていきます。

続々と関係者が集まる会場内
続々と関係者が集まる会場内

数年前から「ブレスマ」表彰式は、主催する矯正歯科医会の学術大会の日程に行われているため、会場にいるのは矯正歯科医や歯科衛生士、器材メーカーの方々など、矯正歯科治療の関係者がほとんどです。その中には、「毎年、表彰式を楽しみにしている」という方も、少なくはありません。

会場の席がほぼ埋まり、さあ、いよいよ表彰式の始まりです!
矯正歯科医会会長・稲毛滋自先生の挨拶の後、まずは応募者をもっとも多く輩出した「最多応募診療所」の表彰が行われました。

ブレーススマイルの輪がさらに広がっていくように、と開会の挨拶をする稲毛会長
ブレーススマイルの輪がさらに広がっていくように、と開会の挨拶をする稲毛会長

今回、最多応募診療所に輝いたのは、愛知県の「いぬづか矯正歯科」です。
なんと、同医院は今回で6年連続受賞! 院長の犬束先生いわく、スタッフみんなで「ブレスマ」への応募を呼び掛けているのだそうです。
矯正歯科治療×素敵な思い出づくり=「ブレスマ」。そんな方程式が患者さんに浸透し、それが最多応募につながっているようです。

最多応募診療所に選ばれた「いぬづか矯正歯科」。表彰状を受け取る奥様は、同院のスタッフでもあります
最多応募診療所に選ばれた「いぬづか矯正歯科」。表彰状を受け取る奥様は、同院のスタッフでもあります

治療への前向きな思いが表れたインタビュー

そして、いよいよ表彰式の始まりです。
3名の受賞者が登壇し、表彰状と花束を受け取ると、会場からは大きな拍手がわきおこりました。

花束と賞状を手に壇上で記念撮影が行われました
花束と賞状を手に壇上で記念撮影が行われました

続いて、舞台上で行われたのは、受賞者へのミニインタビュー。
大会賞の大塚さんが「今回応募した写真は、去年の夏、神奈川県の湘南に遊びに行ったときにお母さんに撮ってもらいました」と受賞作品のエピソードを披露してくれました。
また、優秀賞の伊藤さんは「矯正を始めたのは、小学生のときに観た劇団四季に憧れて、その舞台に立つためです。みんなの前で思い切り笑えるようになりたいです!」と治療にかける思いを話してくれました。
そして、最優秀賞の中島さんは「矯正歯科治療を始めてから、今までよりも人と関わることが好きになりました。気持ちも明るくなって、前向きになれたと思います」と精神面でのプラスの変化を教えてくれました。

受賞した皆さんへのミニインタビューでは、それぞれの素顔がのぞきました
受賞した皆さんへのミニインタビューでは、それぞれの素顔がのぞきました

3名の言葉からうかがえたのは、このコンテストにふさわしい、治療に対する前向きな姿勢です。整った歯並びになることへの期待と喜びに溢れた笑顔を、会場からの温かな拍手が包んでいました。

表彰式の後は、受賞者を囲んで関係者全員で記念撮影
表彰式の後は、受賞者を囲んで関係者全員で記念撮影
「第14回 ブレース スマイル コンテスト」
最優秀賞 受賞者INTERVIEW
矯正歯科治療がくれたのは、人前で笑顔になれる自信です!

矯正歯科治療がくれたのは、
人前で笑顔になれる自信です!

最優秀賞 中島和葉さん(15歳/愛知県在住)

8歳のときにはじめて矯正歯科に行き、あごの成長を利用してバランスを整えるためのⅠ期治療からスタートした中島さん。その後、経過観察をはさみ、中学1年生の後半からマルチブラケットを用いたⅡ期治療にはいり、現在に至ります。

――矯正歯科治療を受けようと思ったきっかけについて教えてください

もともと前歯が規格外に大きくて、しかも歯が重なっていたりして、治療する前の口の中は大変なことになっていました。毎日の歯みがきもしづらくて、しゃべりづらくて……。しかも、歯が重なっていたせいか、乳歯も自然には抜けなくて、ほとんど歯医者さんで抜いてもらっていました。
そんな感じだったので、自分でも歯が気になっていたんです。

――では、矯正歯科治療を受けることに抵抗はなかったですか?

はい。姉二人も矯正歯科治療をしていたこともあって、治療に対してはまったく抵抗はありませんでした。というより、“矯正歯科治療にカッコいい”というイメージがあって、治療することへのワクワクした気持ちがありました。

最優秀賞 受賞者INTERVIEW

――ブレースをつける前の抜歯についてはいかがでしたか?

私が治療したのは、姉たちと同じ矯正歯科ですが、そこの先生から「顔が小さいのに、お姉ちゃんたちより大きな前歯が生えている」っていわれて(笑)。「たとえるならこれは、普通の駐車場に大きなトラックを入れるようなものだから、抜歯しないときれいに歯が並ばないね」って。それを聞いて、それならしかたないなって素直に思いました。

最優秀賞 受賞者INTERVIEW

――目立ちにくいセラミックではなく、メタルのブラケットを選ばれていますね

はい。学校の部活でバスケをやっているので、強度的によりしっかりしたメタルにしました。姉二人もバスケをやっていて、それぞれメタルブラケットだったので、私の中では「バスケ=メタル」という感じです(笑)。おかげで、治療中も部活は続けられています。時々、ボールが口もとにあたると口の内側が切れてちょっと血が出たりするんですが、ブラケットに「リリーフワックス」をつけて乗り切っています。

紫色のものがリリーフワックス。粘膜にあたっている装置の上に張り付け、これ以上粘膜を傷つけないようにします
紫色のものがリリーフワックス。
粘膜にあたっている装置の上に張り付け、これ以上粘膜を傷つけないようにします

――治療をはじめてから、歯並び以外にどんな変化を実感しますか?

まず、歯みがきの回数が増えたことですね。食事をすると食べものがワイヤーに絡まったりするから、矯正専用の歯ブラシで食べたらみがくが習慣になりました。
あと、実感したこととしては、治療前は歯が重なっていたので笑うことに引け目を感じていましたが、ブレースをつけてからは歯がちゃんと並んできたので、自分でもきれいになったかなと思うことですね(笑)。それと、人前で話すことが増えました!

――人前で話すことが?

はい。以前は人見知りで、人前で話すのが苦手だったんですが、治療を始めてからは学校の行事などで大勢の前でスピーチをしたり、説明をしたりすることが増えたんです。
今、福祉委員長をやっていて、おじいちゃん、おばあちゃんのところにボランティアに行ったりしています。そんな活動を自分が中心になってできるようになったのも、矯正歯科治療のおかげかなと思います。

【お母さん談】
歯の状態に応じた治療は、矯正歯科だからこそ

三姉妹はそれぞれ3歳ずつ年が離れていることもあり、一人の治療が終わったら下の娘が治療を始めるという感じで、同じ矯正歯科に、かれこれ10年ほどお世話になっています。
最初、矯正歯科治療って同じようにブレースをつけて同じように歯を動かすものだと思っていたのですが、子どもたちを治療させてみて、個々に違うものだということがわかりました。それぞれの歯の状態に合わせて、使う装置も治療方法も治療期間も異なるんですね。そんな個別治療ができるのは、やはり矯正歯科を専門でやっている医院だからこそだと思います。

【主治医談】
前向きな気持ちが映し出された受賞作
いぬづか矯正歯科 犬束 信一先生

中島さんご姉妹は、みなさん真面目な患者さんで治療にも前向きです。なかでも和葉さんは、ブレースをつけることに抵抗感がまったくないのが素晴らしいですね。受賞作品の笑顔には、そんな彼女の気持ちが表現されていると思います。

「第14回 ブレース スマイル コンテスト」
優秀賞 受賞者INTERVIEW
きれいな歯並びは夢を叶える第一歩!

きれいな歯並びは
夢を叶える第一歩!

優秀賞 伊藤心結さん(12歳/愛知県在住)

2017年の夏に矯正歯科治療をはじめた伊藤さんの夢は、歌って踊って演じることのできる俳優になること! きれいな歯並びになることは、そんな夢へのファーストステップでもあるのです。

――矯正歯科治療を受けようと思った理由は何ですか?

治療前はあまり気にしていませんでしたが、以前は歯がガタガタでした。そんな歯並びを「治療しなきゃ」と思ったのは、小学4年生のときに劇団四季の公演を観たのがきっかけです。俳優さんたちの声とか体の動きとかを観て、「すごいなあ!」って、全部が大好きになりました。そして、私もあんな俳優さんになりたいと思って、将来、舞台に立つためにきれいな歯並びにしたいと思ったんです。

――治療をはじめて、いかがですか?

ブレースをつけたときは痛くてごはんが全然食べられなくて、これから苦労するなって思いましたけど、今は全然平気です。まだ治療中ですが、以前は顔が真ん丸だったのに、ちょっと細くなった気がします。まわりから「いいふうに変わったね」っていわれると、すごくうれしいです。

優秀賞 受賞者INTERVIEW

――「ブレスマ」への応募のきっかけも教えてください

矯正歯科にポスターが貼ってあって、興味があったので自分から先生に聞いて、最終日に応募しました。あの写真は去年の夏、家族で北海道に旅行したとき、お母さんに撮ってもらったものです。

――治療が終わったら、何がしたいですか?

ブレースをつけていると、食べものがワイヤーとかにはさまったりするので、ホウレン草とエノキが敵ですが、治療が終わったら思いっきりいろんなものを食べたいです(笑)。

優秀賞 受賞者INTERVIEW

【お母さん談】
きれいになるならと、抜歯にも積極的でした

ブレースをつける前に、主治医の先生が「歯は抜かなくても並ぶけど、ちょっと歯列が前に出るかも」とおっしゃったんです。すると、心結が「じゃあ歯を抜く!」と。もっと嫌がるかと思っていたのに、即決でした(笑)。それもすべては将来の夢のため。本人は好きな分野に好奇心旺盛なんです。矯正歯科治療にも興味があるようで、小学6年の夏休みの自由研究のテーマに「矯正歯科治療」を選んだほどなんですよ。図書館で調べて「叢生」や「開咬」という言葉も覚えたりして、治療を楽しんでいます。

「第14回 ブレース スマイル コンテスト」
大会賞 受賞者INTERVIEW
治療をしてちゃんと噛めるようになったのが、うれしい

治療をしてちゃんと噛めるように
なったのが、うれしい

大会賞 大塚志歩さん(11歳/神奈川県在住)

地元、湘南の海で撮影した1枚で賞に輝いた大塚さん。治療前は歯がデコボコしていたといいます。Ⅰ期治療が終わった今、小学2年生からはじめた治療を振り返ってもらいました。

――矯正歯科治療をはじめた頃のこと、覚えていますか?

はじめて矯正歯科に行ったのは、たしか小学2年生の夏休みでした。でもあまり覚えていなくて、気づいたら銀色のものが歯についてました(笑)。治療をはじめてすぐの頃は、歯のすきまとかもみがかないといけないから、歯ブラシが面倒だなあって思いました。でも、朝もお昼も夜も、ちゃんと教えてもらったとおりみがいたので、むし歯は昔も今も0本のままです!

――今は、ブレースがとれているんですね?

はい。奥歯の永久歯が生えてから、Ⅱ期治療に入る予定です。装置がついていると歯にくっつくガムとかが食べられないから、今はいっぱい食べています(笑)。

大会賞 受賞者INTERVIEW

――矯正歯科治療について、どう思いますか?

前は前歯が二重になっていて噛みにくかったんですが、ちゃんと噛めるようになったのでうれしいです。まだ途中ですけど、治療してよかったって思います!

大会賞 受賞者INTERVIEW

――最後に、受賞作品について教えてください

家の近くの海辺で、お母さんに撮ってもらいました。写真を撮る少し前に、矯正歯科で「ブレスマ」のチラシを見て、こんなのあるんだと思って、持って帰っていたんです。写真を撮ってもらった後、そのことを思い出して応募してみようかなと。まさか受賞できるなんて思ってもいなかったので、すごくうれしいです!

【主治医談】
歯の状態に応じた治療は、矯正歯科だからこそ
亀井矯正歯科医院 亀井照明先生

小学2年のときにはじめたⅠ期治療では重なっていた前歯を並べ、この先、中学生になったらⅡ期治療に入って歯列全体の咬み合わせを整える予定です。志歩さんは、きちんとお約束を守れる患者さんです。今回の受賞作も、彼女の豊かな表情がうまく出ていますね。

■最後に……

今年も第15回「ブレース スマイル コンテスト」の応募が行われました。そして来年も、このコンテストは続きます。今、治療中の方も、これから治療を始める方も、「ブレスマ」への応募を、矯正歯科治療の素敵な記念にしてみませんか?
「ブレスマ」に関する詳細は、矯正歯科医会の公式サイトをご覧ください。

第15回ブレーススマイルコンテスト 作品募集

本コンテストは終了致しました。
たくさんのご応募ありがとうございました。

2019年6月吉日

矯正歯科治療中の方を対象にした笑顔のフォトコンテスト

「第15回 ブレース スマイル コンテスト」 開催!

募集期間:2019年7月1日(月)~9月30日(月)
テーマ:『笑顔の先にあるもの、無限の可能性!』

公益社団法人 日本臨床矯正歯科医会

 矯正歯科専門開業医の全国組織である日本臨床矯正歯科医会(会長:稲毛滋自)は、矯正歯科治療中の方を対象とした笑顔のフォトコンテスト「第15回 ブレース スマイル コンテスト」を実施、本年7月1日(月)から9月30日(月)まで作品の募集を行います。応募された作品の中から本年11月に入賞12作品(予定)を選出し、12月に各受賞者を発表します。

本コンテストの今年のテーマは『笑顔の先にあるもの、無限の可能性!』です。矯正歯科治療でキレイな歯並びになっていく皆さんの笑顔を募集します。

同コンテストは、矯正歯科治療中の方がより前向きに治療に取り組んでいただくことを目的として、日本臨床矯正歯科医会が2005年より実施し、今年で15回目になります。昨年は全国から305点と多くの作品が寄せられました。

なお、本コンテストでは最優秀賞、優秀賞受賞者には賞金と、副賞としてJTBギフトカード5万円分を贈呈いたします。その他入賞者全員にQUOカードを進呈いたします。募集要項については、下記応募要項をご参照ください。

第14回 最優秀賞「元気スマイル」
第14回 最優秀賞
「元気スマイル」

 

第15回 ブレース スマイル コンテスト 募集要項

テーマ 『笑顔の先にあるもの、無限の可能性!』
募集期間 2019年7月1日(月)0:00から9月30日(月)23:59
応募条件 ★応募者が矯正歯科治療中の方。応募者のブレース(矯正装置)がはっきりと写っていること
★受賞の対象となるのは応募者のみとなります。(被写体は複数人数可)
★今後、日本臨床矯正歯科医会が行う矯正歯科治療の啓発活動にご協力いただける方。
★応募はお一人につき1点のみとさせていただきます。※複数名でのご応募は不可とします。
応募方法 応募方法はデジタル写真データに限ります。
下記応募フォームよりご応募ください。○サイズ:1MB以上2MB未満
★ファイル形式:JPEG形式ファイル
*上記条件を満たさない応募作品は無効となる場合がございます。
各賞 ※ご応募いただいた作品から入賞12作品(予定)を選出後、下記の各賞を選考します。
★最優秀賞(1名) ★優秀賞(1名) ★大会賞(1名) 他
賞金 ★最優秀賞 (1名)賞金5万円と副賞(JTBギフトカード5万円分)
★優秀賞  (1名)賞金3万円と副賞(最優秀賞と同じ)
★大会賞  (1名)賞金2万円
★入賞作品応募者にはQUOカード(5千円分)を進呈します。
★応募者全員に記念ポスターを進呈します。
受賞者発表 2019年12月中旬に日本臨床矯正歯科医会ホームページ等で各賞発表予定。
(日本臨床矯正歯科医会ホームページ https://www.jpao.jp)
※12月の各賞発表後、最優秀賞、優秀賞、大会賞受賞者の皆様には、2020年2月埼玉県さいたま市にて実施予定の表彰式へのご招待のご連絡をさせていただきます。またその他の受賞者の皆様にもご招待のご連絡をさせていただく場合がございます。
注意事項 ※応募作品(写真タイトル、応募コメントを含む)の使用及び著作権は日本臨床矯正歯科医会に帰属し、本会の書籍などの出版物やウェブサイト、PR・プロモーションのために予告無く使用させて頂くことがありますので、あらかじめご了承ください。なお、応募作品は返却いたしません。
※応募作品を本会の出版物やウェブサイト、PR・プロモーション活動等に使用する場合、必要に応じ画像のトリミングや色調の補正等の加工を行う場合があります。
※第三者の権利(著作権、肖像権など)を侵害する作品は応募できません。応募作品に著作権や肖像権の問題が発生しましても、本会はその一切の責任を負わないものとし、その責任・解決はすべて応募者に帰属するものとします。
※応募作品(写真タイトル、応募コメントを含む)の使用にあたっては、応募者の氏名や年齢、居住都道府県の表示を行う場合があります。
※応募に関する個人情報は、本コンテストに関連する業務(賞の発表や連絡を含む)、ウェブサイトや書籍等へのご協力を確認する連絡以外には使用いたしません。
主催 ・公益社団法人 日本臨床矯正歯科医会
・日本歯科矯正器材協議会
問い合わせ先 本コンテストに関するご不明点は下記にお願いいたします。
日本臨床矯正歯科医会 第15回 ブレース スマイル コンテスト応募事務局E-mail:jimukyoku.brace-smile-pr@kyodo-pr.co.jp ※本アドレスはお問い合わせ専用のため応募データをお送り頂いても対応できかねます。

安心して治療を受けていただくための6つの指針

安心して治療を受けていただくための6つの指針
(矯正歯科診療所が備えるべき6つのポイント)

適切な矯正歯科治療を受けていただくために、2015年、本会では患者自身が信頼できる矯正歯科を見極めるための”受診時の目安”として、6つの指針を提言として掲げました。

重要:(1)頭部X線規格写真(セファログラム)検査をしている
セファログラムは診断のグローバル・スタンダードで、特に子どもの患者さんでは顎顔面の成長バランスや成長方向、量の予測をするために不可欠な検査です。

重要:(2)精密検査を実施し、それを分析・診断した上で治療をしている
矯正歯科治療を行うためには、臨床検査として①口腔内検査 ②顎機能と咬合機能の検査 ③顎のプロポーション検査 ④筋機能の検査、また、診断資料の分析として①模型分析 ②頭部X線規格写真の分析 などを実施した上で診断を行うことが不可欠です。

重要:(3)治療計画、治療費用について詳細に説明をしている
矯正歯科では、検査結果を詳細に分析した上で診断を行い,治療計画を立案します。
治療計画については、わかりやすい治療のゴールやそのプロセスを患者さんに示しながら、それぞれの患者さんに適した治療装置とその効果,治療期間、第二期治療の可能性(子どもの場合)、保定、後戻りの可能性や治療のメリット・デメリットおよび抜歯・非抜歯について説明を行います。
治療費用についても、治療費、調節料、支払い方法(一括・分割)、装置が壊れたときの対応、転医あるいは中止する場合の精算についても詳細説明を行い、患者さんの同意を得てから治療を行います。

重要:(4)長い期間を要する治療中の転医、その際の治療費精算まで説明をしている
本会には治療中に転居等で診療所を変わらざるを得なくなった患者さんに、転居先にできるだけ近い矯正歯科を紹介する「転医システム」があります。
【紹介先】当会所属の矯正歯科専門開業医
     治療費の過不足も当会の取り決め目安に沿って精算

推奨:(5)常勤の矯正歯科医がいる
常勤の矯正歯科医がいることは、以下のようなメリットにつながります。
・治療において画像診断ができる撮影機器などの環境・設備が整っている
・矯正装置が取れてしまったなど器具に不具合があっても、すぐに対応できる
・同じ担当医による一貫治療が行える

推奨:(6)専門知識がある衛生士、スタッフがいる
矯正歯科への豊富な経験と知識があるスタッフがいることは、以下のようなメリットにつながります。
・矯正歯科医の指導監督のもとに、患者さんへのさまざまな対応が可能となる
・矯正装置への口腔衛生指導が行える
・治療中の食事指導が行える

本会は、より多くの皆様に矯正歯科治療についての正しい知識を身につけていただくとともに、歯科全体における矯正歯科医療の向上と自己研鑽に努め、質の高い治療と安心を提供していきます。

日本臨床矯正歯科医会が目指す矯正歯科治療とは

心身の健康を達成するために私たちが目指す”矯正歯科治療”とは-

矯正歯科治療は、歯の位置やあごの骨を長い時間かけて少しずつ変化させ、悪い歯並びを治し、よい咬み合わせを実現させていきます。それは顎や顔を構成する骨格が調和のとれている状態で、口腔機能の改善と向上を伴うことを前提としています。その結果として、審美的な歯並びや口元、顔貌になることが良質な矯正歯科治療に求められるものです。
すなわち

よい咬み合わせきれいな歯並び
感じのよい口もと口の健康の増進
治療後の安定性

をトータライズして獲得することであり、見た目のきれいさだけではなく機能が伴い、さらには生涯にわたってきれいな歯並びと健康を維持できることを目指しています。矯正歯科治療が美容を目的にしていると思われることは、会員の本意ではありません。