日本臨床矯正歯科医会の基本理念

日本臨床矯正歯科医会の会員はオルソドンティスト

 医科と同じように、歯科にも矯正歯科治療を専門に行うところもあれば、歯周病治療やインプラント治療を中心に手がけるところがあります。その中でオルソドンティスト(Orthodontist)とは、矯正歯科治療に特化した歯科医のことをいいます。

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 オルソドンティストになるには、歯科大学に6年間通い、臨床研修を修了して国家試験に合格した後、大学付属病院の矯正科や矯正歯科開業医のもとで矯正学の理論と臨床に関する専門的な指導を受け、自己研鑽(けんさん)を積まねばなりません。

 さらに、オルソドンティストの集団である「日本臨床矯正歯科医会(正式名称:一般社団法人 日本臨床矯正歯科医会)」のメンバーになるには、5年以上の矯正歯科治療の臨床経験を有する矯正歯科治療の専従医であることに加えて、所在地区の会員1名を含む会員3名以上の推薦も受けなければなりません。

 こうした精査のもとに組織された日本臨床矯正歯科医会は、会員一人ひとりが矯正歯科の専門開業医としての豊富な経験と責任の上に立つオルソドンティストであることを厳しく自らに課し、日々、患者さんに向きあっています。

口全体の健康や噛む機能の増進が、私たちのめざす治療のゴールです。

私たちオルソドンティストがめざす矯正歯科治療とは、単に美容を目的にするのではなく、

  • よい咬み合わせ
  • きれいな歯並び
  • 感じのよい口もと
  • 口の健康の増進
  • 治療後の安定性

をトータルに獲得することです。
 矯正歯科治療とは、歯の位置やあごの骨を長い時間かけてよりよい位置へと変化させ、安定した咬み合わせを実現することです。そして、下顎運動や顎関節の動きをスムーズにし、むし歯や歯周病を防ぐなど、口全体の健康や咀嚼(そしゃく)機能を向上させることが、私たちのめざす矯正歯科治療のゴールです。

より質の高い矯正歯科治療のための理念です。

東京宣言  日本臨床矯正歯科医会では、これからの矯正歯科治療のあり方を示すスローガンとして、2002年9月22日、当会の創立30周年を記念して開催された第30回日本臨床矯正歯科医会記念大会(東京)において、「東京宣言」を採択しました。私たちはこれからも、この東京宣言の誓いに忠実に矯正歯科治療を行っていきます。

  • 我々は、矯正歯科専門開業医として必要な最新の医療について
    自己研鑽に努めます。
  • 我々は、今後も広報活動を通じて、
    正しい矯正歯科治療の学識・情報を社会に広く伝えます。
  • 我々は、矯正歯科に携わる全ての歯科医師と連携し、
    矯正歯科治療を通じて社会貢献していきます。
  • 我々は、矯正歯科分野以外の各種の専門家とも連携し、矯正歯科治療の社会的認知と共通理解のもとに、全人的医療を行える医療環境を整えていきます。

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