2010年8月27日

平成22年度全国養護教諭研究大会に展示ブースを出展

 阿波踊りの余韻覚めやらぬ徳島市において、8月19日、20日に開催された平成22年度全国養護教諭研究大会に、日本臨床矯正歯科医会からブース出展いたしました。昨年に引き続き、養護教諭の先生方に対し本会の活動の紹介、矯正歯科治療に関する知識の普及、啓発を行う事が主な目的です。そして今回初めての試みとして、「養護教諭連絡協議会・研修会等における講演への講師派遣ついてのお知らせ」も併せてご案内いたしました。
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 会場となったアスティ徳島には、全国各地から約1200名の養護教諭が参集し、本会からは、徳島市会員2名、医療管理委員1名、広報委員1名の計4名が、ブース設営、資料配布、相談に従事しました。来場者全員に本会作成の矯正歯科治療に関する小冊子を、くわえて本会ブースに立ち寄られた来場者にはMOOK本を配布しました。
 大会は、川端達夫文部科学大臣の挨拶から始まり、記念講演、基調講演、シンポジウムと進行しました。文科省釆女智津江健康教育調査官の基調講演では、「学校保健法から見る養護教諭の役割」と題し、昭和33年に制定されて以来半世紀ぶりに大幅に改正された平成21年4月施行の学校保健法について説明がなされました。なかでも保健指導第9条「養護教諭は健康相談または児童生徒等の健康状態の日常的な観察により、児童生徒等の心身の状況を把握し、健康上の問題が有ると認めたときには、遅滞なく、当該児童生徒等に対して必要な指導を行うとともに、その保護者に対して助言を行うものとする。」は、これまで学校医、および学校歯科医が行うとされてきた健康相談が、児童生徒の心身の健康課題が多様化する中、これらの問題に組織的に対応して行く必要があることから、学校医のみならず、養護教諭も健康相談に参画する事として新たに法に制定された、として紹介されました。
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 この基調講演は、未だ十分に普及していないと思われる矯正歯科治療についての知識を養護教諭が求めようとする動機付けとなるものと推測され、今回の本会新規企画である「養護教諭研修会への講師派遣案内」にとって、極めてタイムリーなテーマと思われました。 
 講演の合間には、間断なく来場者が本会ブースに訪れ、私共4名は資料配布、質疑応答と対応に追われました。養護教諭向け講演会案内に関する質問では、講師招聘に要する費用、申込先、出向エリア(沖縄、島根等の地方でもよいか)、研究会の規模は小さくてもよいか等、積極的な質問を数多く受け付けました。
 閉会後、集計したところ本会ブースには265 名もの養護教諭の先生方が立ち寄られ、事前準備した資料250部をすべて配布しました。なお、この度配布した「養護教諭連絡協議会・研修会等における講演への講師派遣ついてのお知らせ」の要旨を下記に示します。
ブース

このたび、各地区での養護教諭対象の研修会・勉強会等に、弊会より講師を派遣させていただき、「歯並びと健康について」「矯正歯科治療について」「矯正歯科治療受診中の児童生徒への注意点について」などの講演を行い、矯正歯科に関する研修のお手伝いをさせていただければと考えております。この企画は、日本の将来を担う児童・生徒の口腔の健康に対して、御会を始め歯科界をあげての取り組みに、健全な咬合の育成という面で微力でも貢献させていただけるものと考えております。
場所:全国各地(不可能な場合もあります)で行われる御会研修会・勉強会
参加対象者:御会所属の養護教諭   
講演内容:各研修会・勉強会で希望される「歯並び・咬合・健康」、「矯正歯科」、「食育と咬合育成」など
内容:弊会会員(矯正歯科専門開業医)を講師・相談員として派遣致します。講演料、交通費等の諸経費などは頂きません。弊会にて発行するパンフレットや啓発書籍を配布(販売ではありません)させて頂きます。
矯正歯科相談:来場者の中で希望者については、矯正歯科相談を行う予定

2010年8月10日

「中学・高校生のためのキレイな歯並びになりたいBOOK」発刊

日本臨床矯正歯科医会 監修
「中学・高校生のためのキレイな歯並びになりたいBOOK」
最優秀賞は北海道在住の宍戸さん親子 『矯正笑顔 バトンタッチ!』
~ 子供と保護者の両方の目線から、歯並びチェックや治療生活を紹介 ~


 矯正歯科専門開業医の全国組織である矯正歯科医会(正式名称:一般社団法人日本臨床矯正歯科医会、会長:平木建史)は、歯並びや矯正歯科治療について解説する書籍(MOOK)『中学・高校生のためのキレイな歯並びになりたいBOOK』を監修し、8月10日(火)、小学館スクエアより発刊いたします。

 本書は、歯並びを気にしている中学生・高校生やその保護者を対象に、矯正歯科治療について解説した書籍(MOOK)です。本会では既に、小学生以下の子供向けの書籍(MOOK)「キッズの歯並び* すくすくスクール」(2005年発刊)や、大人向けの書籍(MOOK)「Hello! Smiles 今からはじめる おとなの矯正歯科治療」(2008年発刊)等を監修しており、本書は6冊目の監修となります。保護者への情報提供が重要な小学生以下対象の書籍とは異なり、本書は保護者だけでなく、中・高校生本人の"キレイな歯並びになりたい"気持ちを考慮した、ティーンズ向けならではの一冊です。
 内容は、中・高校生が親しみを持って楽しく読めるよう、同世代の子の治療生活や治療後のインタビューなどを豊富に紹介しています。また、保護者にとって重要な情報である医院選択や治療費についても解説し、親子一緒に矯正歯科治療について考えていただけます。

 なお、本書は全国の書店およびインターネットにてご注文・ご購入いただけます。

「中学・高校生のためのキレイな歯並びになりたいBOOK」

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 監修: 一般社団法人
      日本臨床矯正歯科医会
 発刊: 株式会社 小学館スクエア
 サイズ:26cm×21cm(96ページ)
 価格: 税込1,000円

【Part 1】 なりたい私に、なる!
 「歯並びがいいと、どういいの?」。中・高校生にとって将来の自分の姿とも重なる矯正歯科治療を経験した先輩方へのインタビューを掲載。「自分に自信を持ちたい」、「思いっきり笑いたい」という思いを実現した体験談を紹介します。また、イメージコンサルタント・吉原珠央先生によるキレイを目指す女の子たちに向けたアドバイスも掲載します。

【Part 2】 キレイな歯並びは世界の常識!
 自分の歯並びをチェックできるよう、不正咬合(良くない歯並び)のタイプを紹介。具体的な矯正歯科治療の流れや、実際に歯並びが良くなっていく様子も確認できます。また、世界各国の歯並びに対する高い意識について、アメリカ・スウェーデン・韓国の先生が各国の矯正歯科事情を語ります。

【Part 3】 みんなのブレースライフ
 矯正歯科治療を行っている同世代の子たちが、歯並びについてどのように考え、どのような治療生活を送っているのか。ポジティブに治療を楽しむ「ブレースメイト」(矯正歯科治療中の中・高校生)を紹介します。(※ブレース=矯正装置のこと)

【巻末】 矯正歯科医が答えるQ&A 、信頼できる全国の医院リスト
 治療方法、医院選び、費用など、矯正歯科治療の様々な疑問や不安に回答します。矯正歯科を専門に行う全国の信頼できる医院リストも掲載。


一般社団法人 日本臨床矯正歯科医会

日本臨床矯正歯科医会は、矯正歯科の専門開業医が所属する国内最大の団体で、1973年に発足し、30年以上の活動実績を持ちます。2005年に法人化し、現在の会員数は500名を超える規模となっています。「よい咬み合わせときれいな歯並びによって心身の健康を育むこと」を目的とし、「見た目の美しさ」だけでなく、咬み合わせの改善、咀嚼(そしゃく)機能の向上、口全体の健康増進など、総合的な「正しい矯正歯科治療」に取り組んでいます。
http://www.jpao.jp/

2010年8月 9日

市民セミナー報告8/1 in 松山

2010年8月1日(日曜日)、この日の最高気温33.7度を記録した松山市で、今回、4回目となる全国広報キャラバン「市民セミナー in 松山」が日本臨床矯正歯科医会・中四国支部主催として開催されました。テーマは「矯正治療って なあに?」、会場は松山市湊町にある「いよてつ高島屋 9階 ローズホール」です。既に、開始1時間前から続々と参加者の皆様が参集されました。
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午後2時より、特別講師 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 山城隆教授の「矯正治療ってなあに?」の講演からセミナーの幕は切って落とされました。
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山城教授は、1)歯のずれと、骨のずれ 2)何を心配すべきか? 3)成長と矯正治療 4)針金の矯正治療について 5)長い目で矯正歯科治療を選択する、以上の5項目を列挙されそれぞれ、症例写真を提示しながら一般の方々にも分りやすい講演をされました。締めくくりでは、矯正歯科治療を受けようとしている患者様がどのような医療機関を訪れればよいか、というところまで踏み込んだ、参加者が受診する上で極めて具体的な内容を示唆されました。
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その後、矯正歯科治療相談会では90組の参加者家族を松山市矯正歯科専従開業医6名にくわえ、他の支部から応援に駆付けた5名の会員、計11名が各テーブルにて歯並び相談を受付ました。参加者は熱心にメモを取り、日頃、気にしていた点を納得するまで質問している様子が各テーブルで見られました。
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当初、予定していた午後4時を大幅に超過し5時にすべてのスケジュールは終了しました。集計の結果、募集定員250名に対し254名98組の方が参加され(大人127名、子供127名)、昨年の78組、一昨年の53組を年々上回る数字を残し、松山キャラバンは成功裡に幕を閉じました。
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メディアからの取材では、各種地方新聞や地元ミニコミ紙による事前報道がなされ、当日、昨年に引き続き愛媛ケーブルテレビが取材に訪れました。平木建史会長の市民セミナー開催趣旨説明と山城隆教授の講演はケーブルテレビを通じて後日放映されるとのこと。参加者のみならず、県民の皆様に対し矯正歯科治療の正しい知識の啓発・普及活動の一助になるものと確信しました。

2010年8月 2日

8月8日『歯並びの日』 歯並びと矯正歯科治療に関する意識調査(2010)

8月8日『歯並びの日』 < 日本臨床矯正歯科医会 全国1,000人意識調査 >
異性の魅力は、「整った顔立ち」 より 「素敵な笑顔」!
一方で、歯を見せて笑うことに抵抗を感じる人が31.5%も
~ 66.5%が自分の歯並びを気にしているものの、歯科医への相談経験は少ない ~

 矯正歯科専門開業医の全国組織である矯正歯科医会(正式名称:一般社団法人 日本臨床矯正歯科医会、会長:平木建史)は、8月8日の『歯並びの日』に向け、2010年7月、全国の10代~50代の男女計1,000名を対象に、歯並びと矯正歯科治療に関する意識調査を実施しました。

 調査の結果から、歯並びが笑顔や第一印象に与える影響の大きさや、多くの人が自分の歯並びを気にしていることが分かりました。その一方で、歯並びについて歯科医に相談したケースは少なく、矯正歯科治療への理解も十分でないことが明らかになっています。

異性の魅力は「顔立ち」より「笑顔」!  「素敵な笑顔」のポイントは歯並び 
 異性について「整った顔立ち」と「素敵な笑顔」のどちらに魅力を感じるかを聞いたところ、68.1%の人が「素敵な笑顔」と回答(図1)。男女・各年代の全ての層で同様の傾向が見られました。  想定する異性が恋愛相手の場合と、結婚相手の場合では、「素敵な笑顔」を重視する割合は恋愛相手58.0%・結婚相手76.6%と大きく差があります。

図1
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 さらに、どのような笑顔を「素敵な笑顔」と感じるかについて、異性の「歯を見せた笑顔」と「歯を見せない笑顔」を比較したところ、78.2%が「歯を見せた笑顔」と回答しました(図2)。
 また、76.4%の人が「歯並びで第一印象が左右される」」と回答しており、異性に限らず、歯並びが印象を分けるポイントとなっています(図3)。

図2
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図3
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 歯並びが美しい人から受ける印象については、「清潔感がある」(84.1%)・「健康的」(81.0%)・「上品」(67.4%)・「育ちがよい」(62.2%)・「若くみえる」(54.1%)などが上位に挙げられました。

自分の歯並びを気にしている人は66.5%!  歯科医への相談経験は24.8%に止まる 
 歯並びが印象を左右するなか、自分自身の歯並びについても関心は高いようです。「自分の歯並びを気にしたことがある」と回答した人は66.5%に上りました。また、43.8%の人が「自分の歯並びを良いと思わない」と回答し、31.5%の人は「歯を見せて笑うことに抵抗を感じる」と回答していることから、歯並びへの自信は低く、笑顔のコミュニケーションを阻害していると考えられます。

しかし、「美しい歯並びを手に入れたい」との回答が62.3%に上る一方で、「歯並びについて歯科医に相談したことがある」と回答した人は24.8%に止まりました。

歯並びへの関心の高さに反して、矯正歯科治療への理解は不足 
 他者や自分の歯並びに対して関心が高い一方で、矯正歯科治療に対する理解は不足しています。矯正歯科治療に関する知識について質問したところ、「歯ぐきが健康ならば、何歳でも治療ができる」ことの認知度がわずか18.2%に止まるなど、各項目で「知らない」と回答した人が多数を占めました(図4)。

 矯正歯科治療による歯の健康面への影響についても、「虫歯になりにくくなる」・「歯周病になりにくくなる」・「将来まで歯が残りやすくなる」の項目で認知度は3割程度に止まりました。歯並びが悪いと、磨き残しや、唾液のめぐりの悪さにより、虫歯や歯周病のリスクが高まります。厚生労働省などが推進する「8020運動」でも、歯並びの良さと歯の残存本数について関係性が指摘されています。

 また、矯正歯科治療の費用については、「医療費控除を受けられる場合がある」・「保険がきく場合がある」の項目で8割以上が「知らない」と回答しました。咀嚼機能の改善などを主目的とした矯正歯科治療は医療費控除の対象となります。顎(アゴ)の外科的手術を伴う治療や、奇形などによる不正咬合の治療は、都道府県から指定を受けた医院で保険が適用されています。

図4
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 さらに、「矯正歯科治療のみを専門に行っている歯科医院がある」ことも6割以上に知られておらず、矯正歯科の専門性についても十分に認知されているとは言えません。
矯正歯科は、歯だけでなく顎(アゴ)の状態も考慮し、歯並びと咬み合わせを治療する専門性の高い歯科領域です。

 実際に治療を受けた患者さんの認識も同様で、今回の調査対象者で矯正歯科治療を過去に受けた経験がある方(96人)のうち70.8%が「矯正歯科治療は、歯科の中で専門性が高い治療だと思う」」と回答しています(図5)。

図5
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 また、矯正歯科治療を行う際に専門医院を選択した方(61人)に選択理由を聞いたところ、「高い技術を有していると思う」90.2%・「十分な説明をしてくれると思う」」86.9%など、矯正歯科専門の医院に対する治療の"質"への期待が伺えました。


※「あてはまる」・「ややあてはまる」・「どちらとも言えない」・「あまりあてはまらない」・「あてはまらない」の選択肢で、「あてはまる」・「ややあてはまる」と回答した方


調査概要

調査対象 全国10代~50代の男女、合計1000人が回答
調査方法 インターネットによるアンケート調査
調査時期 2010年7月2日~7月6日


一般社団法人 日本臨床矯正歯科医会

日本臨床矯正歯科医会は、矯正歯科の専門開業医が所属する国内最大の団体で、1973年に発足し、30年以上の活動実績を持ちます。2005年に法人化し、現在の会員数は500名を超える規模となっています。「よい咬み合わせときれいな歯並びによって心身の健康を育むこと」を目的とし、「見た目の美しさ」だけでなく、咬み合わせの改善、咀嚼(そしゃく)機能の向上、口全体の健康増進など、総合的な「正しい矯正歯科治療」に取り組んでいます。
http://www.jpao.jp/
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