広報キャラバン2007:川崎概要|広報キャラバン-2007年-:市民セミナー:本会の活動・ニュース|質の高い矯正治療と安心の提供に努める矯正歯科専門の開業医団体「日本臨床矯正歯科医会」

広報キャラバン2007:川崎概要

日本臨床矯正歯科医会 市民セミナー in かわさき

 

セミナー概要

主  催: 有限責任中間法人日本臨床矯正歯科医会
後  援: 神奈川県、神奈川県教育委員会、(社)神奈川県歯科医師会、川崎市、川崎市教育委員会、(社)川崎市歯科医師会、横浜市教育委員会、(社)横浜市歯科医師会、青葉区歯科医師会、港北歯科医師会、都筑区歯科医師会、日本矯正歯科学会、(社)日本学校歯科医会、(財)8020推進財団
開催日時: 2007年7月29日(日) 2部制(開催内容は同様)
午前の部:10:00〜12:30/午後の部:13:30〜16:00
会  場: 高津市民館 大ホール(川崎市高津区溝口1-4-1)
開催内容: 1. 講演「心と体の健康は、まず歯の健康から」
  講師:高橋 紀樹 先生(神奈川県歯科医師会 会長)
2. どうやったらわかるの? 私に合った正しい矯正歯科治療 〜相談から治療方法が決まるまで〜」
  講師:大野 粛英 先生(矯正歯科医会 会員)
3. トークショー(矯正歯科治療を受けた患者さんの体験談)
4. 矯正歯科治療 個別相談コーナー【事前予約制】
特  典: 参加者には、矯正歯科医会神奈川支部監修の冊子
「専門のお医者さんが語るQ&A矯正歯科」を贈呈
定  員: 午前の部・午後の部、ともに500名
参加費 : 無料
歯科医師から、歯や口腔を健康に保つための方法や、矯正歯科治療の流れを分かりやすく紹介
歯・口腔を健康に保つことは、単に食物を咀嚼するということだけではなく、食事や会話を楽しむなど、健やかな生活を送るための基礎となるもので、大変重要な要素です。講演では、歯や口腔を健康に保つための方法や、矯正歯科医がどのように悪い歯並びの状態と原因を見つけ出しているのか、また、どのようにして治療方法を決めるのか、その流れを分かりやすくご紹介いたします。また、成長期にあるお子様の歯並びの治療と適切な治療の時期の理解を深めていただきます。

患者さんの立場から、実際に矯正歯科治療を体験した方が治療を語る
参加者に、患者さんの立場から具体的に治療についてご理解いただくために、実際に治療を体験した方から、治療の様子について語っていただきます。

個別に矯正歯科治療について専門の医師と相談が出来るコーナーを開催
矯正歯科専門開業医が集まり、参加者と1対1で個別に治療について相談が出来る「矯正歯科相談コーナー」を設け、参加者それぞれの細かな疑問点にも個別にお答えできるようにいたします。
セミナー開催の背景について
文部科学省が実施した平成18年度学校保健統計調査において、歯列・咬合の項目で「専門医の診断が必要」と判断されたのは小学校4.40%、中学5.19%、高校4.03%でした。しかしながら、矯正歯科医会の調査では、全体の67.9%が不正咬合の疑いがあるなど(※)、実際には多くのお子様に歯並びや咬み合わせの問題があると考えられています。
(※2006年4月に実施。全国の10代〜50代の男女1000人を対象にインターネット上で調査)
どもの時に治療を始めるメリットは、発育過程にあることで、上下のあごの成長を抑制したり、促したりして治すなど、骨格と歯並びの両面から治療することができる点があげられます。また、混合歯列期(乳歯と永久歯が混ざって生えている時期)のお子様は、第2期治療(本格治療)の準備治療である第1期治療を行なうことができ、早期に治療を行なうことで、お子様の負担が少なく済む場合があります。しかし、第1期治療の存在を含め、矯正歯科治療について詳しくご存知でない保護者の方がまだまだ多くいらっしゃいます。

講師プロフィール
高橋 紀樹 先生
(神奈川県歯科医師会 会長)


昭和40年に日本歯科大学を卒業、昭和44年に日本歯科大学大学院を卒業。昭和57年に高橋歯科医院を開院する。平成5年に神奈川県歯科医師会の理事に就任、平成11年に神奈川県歯科医師会の専務理事に就任する。本年4月1日に神奈川県歯科医師会会長に就任。

大野 粛英 先生(矯正歯科医会 会員)

横浜市にて、矯正歯科専門の医院を開業。著書「歯科矯正学」「指しゃぶり―基礎から指導の実際」「スタッフが変わる本」など。また、歯科雑誌への投稿なども多数。

全国広報キャラバンとは
矯正歯科医会は、矯正歯科治療の正しい知識の啓発・普及活動の一環として、8月8日を「歯並びの日」と制定しました(日本記念日協会認定済)。2003年より「歯並びの日」を中心に、矯正歯科治療に関する市民セミナーを「全国広報キャラバン」と名付け、全国各地で開催しています。本年度は全国7都市で開催し、約3,500名の参加を予定しております。
有限責任中間法人 日本臨床矯正歯科医会について
矯正歯科医会は、矯正歯科専門開業医が所属する国内最大の団体で、1973年に発足し、30年以上の活動実績を持っています。2005年に法人化し、現在の会員数は460名を超える規模となっています。「よい咬み合わせときれいな歯並びによって心身の健康を育むこと」を目的とし、単に「美」を目的とした治療ではなく、咬み合わせの改善、咀嚼(そしゃく)機能の向上、口全体の健康増進など、総合的に取り組む矯正歯科治療を行っております。