Vol.02 「第6回ブレーススマイルコンテスト」表彰式レポート|vol.02 第7回ブレスマレポート:トレンドウォッチ:本会の活動・ニュース|質の高い矯正治療と安心の提供に努める矯正歯科専門の開業医団体「日本臨床矯正歯科医会」

Vol.02 「第6回ブレーススマイルコンテスト」表彰式レポート

「父から娘へ笑顔のバトンタッチ」宍戸昌行・愛実さん

【最優秀賞】『矯正笑顔 バトンタッチ!』
宍戸昌行さん(38歳)・愛実(あみ/8歳)さん(北海道在住)
そして、いよいよ最優秀賞の発表です。
366作品の中から「第6回ブレース スマイル コンテスト」最優秀賞に選ばれたのは、父娘で治療中の宍戸昌行さん・愛実(あみ)さん。
作品名は、『矯正笑顔 バトンタッチ!』です。
昌行さんが矯正歯科治療を始めた3年後に、長女の愛実さんも治療をスタート。そんな父娘の爽やかな笑顔が、最優秀賞受賞の決め手になりました。

そもそも昌行さんが治療を始めた理由はなんですか?
あごの腫れや痛みを改善するためです。顎関節がずれていて、咬み合わせも悪く、指1本分も口が開きませんでした。頭痛もひどくて、なんとかしたいと思っていたんですが、原因がハッキリしません。
そんなとき、矯正歯科の先生に「咬み合わせを治せばよくなるかもしれない」といわれたのですが、人前に出る仕事をしていることもあり、30代半ばにもなって矯正装置をつけることに抵抗があったんです。でも、機能面での不具合ですから、放置するわけにはいきませんよね。それで思い切って治療を始めました。

治療を受けて体の不調は改善されましたか?
はい。咬み合わせが整ってきたことで口も大きく開くようになり、頭やあごの痛みもすっかり消えました。体調が安定したので、先日は地元のフルマラソンにも出場することができたんですよ。
仕事をするうえで、治療がネックになったことはありますか?
いいえ。最初は僕自身、ブレースが気になって作り笑顔が多かったのですが、今は装置への抵抗感はまったくありません。逆に、矯正装置をつけていることで、お客さんから『うちの子どもも矯正を考えているんだけど』などと話しかけられ、会話の材料になったりしています(笑)。

愛実ちゃんが治療を始めたことをどう思われますか?
よかったと思います。将来、僕のような機能面での問題が出る前に治しておいたほうがいいと、心から思えますから。娘は生まれつき舌小帯が短いので、矯正しながら舌のトレーニングもしています。
それと、家にいるときはヘッドギアもつけています。 コンテストに応募する写真を撮ったときは、まだ治療を始めて2カ月だったので、ヘッドギアが恥ずかしくて、外で写真を撮るのをいやがっていたんです(笑)。
でも、今はだんだん慣れてきたようですね。
では、最後に愛実ちゃんに。歯がキレイになったら何がしたいですか?
ツルッツルの歯をさわってみたいです!
昌行さん、愛実ちゃん、最優秀賞、本当におめでとうございます。

優秀賞を受賞したのは...


壇上で主治医を交えて集合写真を撮るときには、最初のような緊張した様子はなく、受賞者のみなさんは、とても和やかでうち解けたムード。
今回の受賞が、一人ひとりの今後の治療ライフをより前向きにするきっかけになりますように。そして、咬み合わせと歯並びの大切さが、この壇上から、さらに多くの人へと広まっていきますように。
受賞したみなさんの笑顔を見ながら、そんなことを思った表彰式でした。