<script type="text/javascript">window.___gcfg = {lang: 'ja'};(function() {var po = document.createElement('script'); po.type = 'text/javascript'; po.async = true;po.src = 'https://apis.google.com/js/platform.js';var s = document.getElementsByTagName('script')[0]; s.parentNode.insertBefore(po, s);})();</script>
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八木:私は子どもの頃、上の前歯が2本、目立つような状態で、中学のときに矯正治療を受けました。実は、うちの母によると、私が矯正治療を受けることは生まれたときから決まっていたそうなんです。というのも、誕生したばかりの私を見て、母は「この子は顔で勝負できないから、将来、せめて歯だけでも治してあげないと」と思ったんだそうです(笑)。
おかげでアナウンサーになることができましたが、なってからまわりを見ると、ほとんどの人が矯正治療を受けていました。理由は、アナウンサーとして発音がキレイにできるように。聞いてみると、治療期間を見込んで、大学3年くらいに矯正装置がはずせるように治療を受けたケースが多いようですね。
白石:私は今から20年ほど前に、コンプレックスを感じていた下の歯並びを矯正治療で治しました。今も毎年、自分の誕生月には歯科医院に行って、歯のクリーニングを受けるようにしています。今や女性の一生は長いのと、よく噛める歯並びは健康の第一歩なので、大人になってからでも、自分の歯並びを整えることは、これからの高齢社会に備えるために大切だと思いますね。八木:そうですね。私は矯正治療を終えた今も、週1回、下の歯列にリテーナーをつけて眠るようにしています。 ところで富永先生、矯正治療を受ける場合、健康な歯を抜歯することがあるんですよね? 抜歯の選択って少し勇気がいる気がしますが......。 富永:はい。確かに患者さんにとっては負担に感じる部分だと思いますが、咬み合わせが悪い場合、我々は慎重に判断して抜歯を選択することがあります。なぜなら、1本抜いたほうが残りの歯が長持ちする場合があるからです。例えば、きちんと咬み合っていない歯があると、その部分に食べカスなどが溜まりやすくなり、結果的にむし歯や歯周病になるリスクが高まります。その状態を放置して複数の歯にリスクが及んでしまうのを避けるためにも、抜歯をして、よく噛める安定した咬み合わせをつくったほうがよいことになります。 要は、歯を抜くデメリットより、よく磨ける口の中をつくるメリットのほうが高いと判断した場合には、抜歯をおすすめすることになるわけです。ちなみに、この抜歯によって、残った歯の寿命が縮まるということはありませんので、そこはご安心いただきたいと思います。 疾患として認められると、健康保険が適用になることも 八木:矯正治療に健康保険が適用される場合もあるそうですね?
宮崎:そうです。歯科疾患として認められると、健康保険の適用となります。成人ですと、例えば顎変形症の方が受ける外科矯正などが該当します。この場合、治療期間の真ん中あたりで10日ほど大学病院などの口腔外科に入院して外科手術を行いますが、保険が適用される医療機関で矯正治療を受けた場合は、矯正費用と外科手術・入院費用を合わせて50万前後の支払いで済む場合が多いといえます。
富永:健康保険の適用になるもっとも多い疾患が顎変形症ですが、ほかに唇顎口蓋裂(しんがくこうがいれつ)や生まれつき6本以上の歯がない患者さん、または約30種類の先天性疾患に起因する不正咬合が挙げられます。健康保険が適用されるのは、これらに該当する方が都道府県から認可を受けた医療機関で治療する場合となります。
●顎変形症
上あご、もしくは下あごが、上下・左右・前後に変形している状態。ものがしっかり噛めないだけでなく、発音が不明瞭、あごの関節に痛みがあるといった障害を伴ったり、あごの形がコンプレックスとなって積極的になれないなど、人知れず悩みを抱える場合も多くあります。
●都道府県から認可を受けた医療機関
先天疾患の矯正歯科治療に健康保険が適用される医療機関が「障害者自立支援医療機関」、顎変形症の矯正歯科治療に健康保険が適用される医療機関が「顎口腔機能診断適合医療機関」。
指定医療機関のリストは、日本矯正歯科学会のホームページ http://www.jos.gr.jp/facility/から確認できます。

