いま知っておきたい矯正歯科の選び方

いま知っておきたい矯正歯科の選び方

ひとくちに矯正歯科といっても、その中身はいろいろ

■コンビニより多い歯科、でもよく見ていくと...

日本には昔から歯科医院が多く、最近では「コンビニよりも多い」などといわれています。調べてみると、歯科医院の数が6万8,756軒(※1)なのに対し、コンビニは約5万3,182軒(※2)。年々コンビニの数が増え、その差が縮まってきているとはいえ、歯科医院のほうが多いのは事実のよう。

全国の歯科医院とコンビニの軒数(2015年10月)
全国の歯科医院とコンビニの軒数

しかし、ひとくちに歯科医院といっても、その中身はいろいろです。
医科の診療科目に内科、外科、小児科、婦人科、胃腸科、整形外科などがあるように、歯科にも「歯科」「小児歯科」「矯正歯科」「歯科口腔外科」の4つが看板に掲げてよい診療科目となっているのです。

この4つの中でもっとも多いのが、むし歯や歯周病などの治療を行う「歯科」。次いで成長期の子どもを対象とする「小児歯科」。そして、のう胞や腫瘍といった口の中のできものを取り除いたり難しい親知らずなどの抜歯を行ったりする「歯科口腔外科」、「矯正歯科」となっています。

歯科医院の内訳
歯科医院の数
※1 2015年10月厚生労働省「医療施設動態調査」より
※2 2015年10月日本フランチャイズチェーン協会「コンビニエンスストア統計調査月報」より


■どんな資格? 矯正歯科の認定医と専門医

矯正歯科の認定医と専門医 このように歯科の中ではもっとも少ない矯正歯科ですが、矯正歯科治療を行うすべての歯科が治療経験豊富な"スペシャリスト"なのかというと......、実はそうともいえないよう。

というのも、日本には矯正歯科治療の熟練度を示す指標として、「認定医」「専門医」という認定資格があるのですが、取得者は、認定医が約3,044人、専門医が約309人と、総数に対してまだかなり少ないのが現実なのです(※3)。

日本矯正歯科学会認定医ちなみに、この認定医と専門医は、日本矯正歯科学会(日本の矯正歯科界を代表する学術団体/会員数6,400人)が矯正歯科医を選ぶ基準を患者さんに提供するために設けたもの。

認定医になるには、歯科医師のライセンス取得後に継続して5年以上の臨床研修を積むことや、学術刊行物に矯正歯科臨床に関する報告を発表することなどの条件が課せられています。また、資格をとった後も5年ごとに資格審査を受けなければならないなど、厳しいものとなっています。

日本矯正歯科学会専門医一方、専門医とは認定医の中で特別に技術と経験が優秀である歯科医に与えられる認定資格。専門医になるためには日本矯正歯科学会認定医資格をもち、10年以上の臨床研修が必要となるほか、学会の定めた10種類の課題症例を自分で治療し、そのすべての治療結果が学会の定めた基準を満たして合格しなければなりません。
専門医の資格認定は2006年からスタートしており、取得するには高い技術レベルと豊富な経験、高い専門知識が求められるため、経験豊富な歯科医でも取得は簡単ではないといわれています。

このように知識を備えていくと、矯正歯科にも違いがあることがわかってきますね。
認定医や専門医は日本矯正歯科学会のホームページから探すことができるので、これからの治療先選びに、ぜひ活用してください。

※3 日本矯正歯科学会ホームページより


★次のページでは、〈矯正歯科専門医院ならではのこだわり〉についてご紹介!

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